今日は「双極性障害の真実」というテーマで、当事者の体験談をメインにお話ししていこうと思います。
私は5年間、双極性障害と闘っています。同じ苦しみを抱えてる人の助けになれば幸いです。
発症のきっかけ
私が双極性障害の可能性が高いと医師から告げられたのは5年前です。
しかし、それよりずっと前から初期症状があったのです。
時は遡ること二十数年前…
小学生の私は、たびたび起こる原因不明の体調不良に悩まされていました。
風邪のような症状ではありません。とにかく憂鬱で怠いのです。
普段は元気いっぱいな子供だったため、誰からも心配はされることはなく。
しかし今思えばこの体調不良=気分の波こそが双極性障害の前兆だったのではと思います。
大人になり、精神科へ通院するようにもなりましたが気分の波に変化がありました。
子供の頃は「元気→憂鬱」の波だったのが、「苛立ち→憂鬱」の波に変化したのです。
この変化をよく感じたエピソードがあります。
ある日私は夫と居酒屋でご飯を食べていました。
隣の若い団体さんが大きな声をあげており、私は終始イライラ…。
1人の女性が、私の席の近くに知り合いを見つけて大きな声で「きゃー!〇〇ちゃん居たのー?!
と叫びました。よく見る微笑ましい光景ですよね。
女性がお友達と興奮気味にキャッキャする場面。
…しかし私は限界でした。気がつくと「うっさい!黙れ!!」と叫んでいました。
帰り道夫は寂しそうに「俺のことも、少しは考えてね」と呟きました。初めての私に対する苦言でした。
このままでは夫を失うかもしれない。
これを機に私はリスパダール(※詳しくはいつか記事にします)という
強い鎮静薬を服用することになりました。
常軌を逸した混乱状態「躁」
躁状態で有名な症状は買い物衝動ですね。
私は浪費以外に「自制できない強烈な癇癪」に苦しめられました。
パソコン、ゲーム機、
家にある大切なものを叫びながら壊しました。
一方で壊した物のことなんて忘れて数時間で10万円以上の無意味な買い物をしました。
もう何が何だかわからない。「自分が何人もいる」そんな感覚に震えました。
1番恐ろしかったのは、夫に手を挙げたことです。
夫は私とは比べ物にならないくらい大柄なのでダメージはありませんが、
物の角で殴りつけようとしたり…私は一歩間違えれば犯罪者になるところでした。
転換期
私が救われるキッカケになったのはありきたりかもしれませんが
精神科と精神薬でした。主治医への感謝は計り知れません。
先生は私の話をよく聞き、
薬を増やしたり減らしたりしながらちょうど良い薬を処方してくれました。
前述のリスパダールは、強烈な癇癪を抑え問題行動を激減させました。
よく、自己判断で途中で通院をやめてしまう人がいます。
本当に危険だと思います。
医師のことは少し納得できないことがあっても一定期間は信じるべきです。
精神疾患に1番詳しいのは、親でも上司でもなく精神科医なのですから。
今苦しんでるあなたへ
症状を正確に伝える方法は、別の記事で詳しく解説します。
まずは勇気を出して、病院へ行きましょう。
私たち、双極性障害当事者は、一人ではありません。一緒に頑張りましょう。

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