デブは甘え?週3ジムを半年続けても、薬の副作用に勝てない現実

当時者のリアル

最近ジムでトレーニングをしているときに、ふと思い出した言葉がありました。

「デブは甘え」

YouTubeか何かで聞いたその言葉に、当時の私は「なんか嫌だなぁ……」とモヤモヤしたのを覚えています。

私は双極性障害の治療のため、「ジプレキサ」を飲んでいます。精神疾患の薬は副作用で太りやすいことが知られていますが、ご多分に漏れず……

私は10kg、体重が増えました(笑)

薬がヒスタミンH1受容体などに作用することで、食欲がブーストされてしまうようです。これはもう、自分の意志ではコントロールできないレベルの食欲です。

私は本当に怠けている?

「デブは自己責任」と言う人は、きっと病気と戦っている人のリアルを知らないのだと思います。

私は太る前から有酸素運動をしていましたし、太ってからは「これ以上太りたくねええ!」とジムに通い始めました。3ヶ月目の計測では、こんな結果が出ました。

  • 筋肉量:2kg 増加
  • 体脂肪率:2% 減少

動をしている方なら分かると思うのですが、3ヶ月で筋肉を2kg増やすのは、そこそこしっかりトレーニングしたんだなぁというレベルです。

それでも、薬の力には勝てなかった。。。

体の中身(数値)はこれだけ変わったのに、肝心の「体重」はほとんど変わりませんでした。

これだけ動いても、薬の影響を跳ね返すのはこんなに難しい。

私は「あぁ、これはもう、私の根性とか努力の問題じゃないんだな」と、少しだけ自分を許してあげることにしました。

「自己責任」という呪いを解き放つ

「精神疾患だからって太ってるやつは甘えだろ」

かつての私にとって、この言葉は呪いでした。でも、週3回ジムに通って「筋肉を増やす」という結果を出した今なら分かります。

体重が戻らないのは、私の精神が弱いからでも、努力が足りないからでもありません。

私の体が、生きるためにジプレキサやデパケンを必要としている。

なら、「デブでも生きていればいいじゃないか!」

今では本気でそう思っています。

最後に:戦っている自分を誇りに思ってほしい

薬で太ってしまうのは、確かに絶望的な気持ちになります。

でも、一番大事なのは痩せることより「寛解(落ち着いた状態)」を目指すこと。良くなっていけば、主治医と相談して薬を減らす選択肢も出てきます。私自身、体調に合わせてジプレキサの量を調整してもらいながら、自分の体と付き合っています。

デブは甘えじゃない!

まずは生きてるだけで100点満点ですよねー。気が向いたときに、一緒に少しずつ運動してみましょう!!

kotokoです。双極性障害歴5年目。
適切な治療で平穏を取り戻しつつあります。
「生まれてこなければよかった」という本音を抱えながら、それでも今日をやり過ごしつつ、治療のリアルを綴ります。
好きなものは映画と漫画(とネコ)。
どこかで同じ空を見上げている仲間の力になれば幸いです。
当時者のリアル治療とセルフケア

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