双極性障害の治療を始めてから、鏡を見て「あれ?」と思ったことはありませんか?
私は20代後半から、急に抜け毛が気になり始めました。
ストレスのせいなのか、それとも飲んでいる薬(デパケンの副作用には脱毛があります)のせいなのか。原因が何であれ、髪が薄くなるのは女性にとって「太る」のと同じくらい、あるいはそれ以上に絶望的なことです。
しかし、ここで一番気をつけなければならないのが、「弱みにつけ込む怪しいクリニック」の存在です。
その治療、本当に意味ありますか?
薄毛に悩んで検索を始めると、驚くほど高い金額を提示するクリニックが出てきます。YouTubeでも「ビタミン処方や頭皮への注射で50万円請求された」という被害に近い話を見かけることがあります。
例えば、ミノキシジルの頭皮注射。
ミノキシジルの半減期(血中濃度が半分になる時間)は短く、たまに注射したところで、どれほどの意味があるのか疑問です。高額なコースを契約させるための「やってる感」に過ぎないケースも多いです。
迷ったら「日本皮膚科学会」のガイドラインを見る
私は怪しい情報に振り回されないよう、日本皮膚科学会が出している「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」を参考にしています。
これを見ると、女性の薄毛に対して「行うよう強く勧める(推奨度A)」とされているのは、実は「ミノキシジルの外用(塗り薬)」くらいしかありません。
巷にある「高額なサプリ」や「特殊な光治療」「頭皮への注射」の多くは、科学的根拠が不十分なものが多いのです。
薬や費用について
色々と調べた結果、私は現在以下の2つに絞って対策をしています。
- ミノキシジルの外用(塗り薬)
ガイドラインで最も信頼されている方法です。毎日地道に塗っています。
- スピロノラクトンの服用
これは「男性ホルモンを抑える」目的で使われる薬です。ガイドラインで強く推奨されているわけではありませんが、信頼できる病院で相談して、自分の納得の上で併用しています。
病院選びで大切なのは、いきなり高額なローンを組ませようとせず、こういったエビデンス(科学的根拠)に基づいた説明をしてくれるかどうかだと思います。
私が通ってるクリニックは、費用は月6000円程度です。血液検査代、診察代、薬代全部込みで6000円なので、そこまで高額ではないですね。
メンタルと髪を守る正しい知識
精神疾患の薬の影響で髪が抜けるのは、本当に辛いです。でも、その焦りから怪しいクリニックに大金を払ってしまうと、今度は「お金を失った」というストレスでさらにメンタルが悪化する負のループに陥ります。
薄毛治療に50万も出す必要はありません!
まずは信頼できる皮膚科で、ガイドラインに沿った地道な治療から始める。それが、自分のお金と心を守る一番の近道だと私は信じています。


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