夜中に「死にたい」と検索して、真っ先に出てくる相談ダイヤル。『いのちの電話』に救いを求めて200回かけても、一度も繋がらなかったあの日、私は世界に裏切られたような感覚になりました。
「助けます」という顔をして誰もいない。その絶望は、孤独よりも残酷です。
もし今、あなたが同じように繋がらない呼び出し音を聞いているなら、どうか電話を置いてください。あなたが拒絶されているのではなく、単にシステムが機能していないだけ。
あの日、死に損ねた私が、電話以外の「確実な避難先」をここに記します。
繋がらないのは、あなたのせいじゃない
検索上位に居座る「いのちの電話」や「こころの健康相談統一ダイヤル」ですが、あなたを助けてくれる機関やサービスはまだまだ沢山あります。
電話が繋がらなくて、もう死ぬしかない・・・と思ったら、一度深呼吸してブラウザを閉じましょう。そこに固執しなくていい。他にも「逃げ道」はあるのですから。
電話より「繋がる可能性」が高い場所(リンク集)
電話の呼び出し音に疲れたら、文字での相談に切り替えてみてください。
あなたのいばしょ
24時間365日対応のチャット相談。 世界中にボランティアがいるため、日本の深夜でも応答率が比較的高い場所です。
生きづらびっと
LINEで相談できる窓口。 馴染みのあるLINEの画面で、今の苦しさを吐き出せます。
10代・20代女性のためのLINE相談(若草プロジェクト)
女性特有のお悩みの場合は、こうした属性に特化した窓口の方が、より深く理解してもらえることがあります。
【重要】SNSやDiscordのコミュニティに潜む罠
最近では、Discord(ディスコード)などの「メンタルサーバー」で仲間を探す人も増えています。同じ悩みを持つ人と話したい気持ちは分かりますが、ここには警戒が必要です。
こうした場所は「素人の集まり」です。精神的に不安定な人が集まれば、意図せず相手を傷つけたり、逆に共依存のような苦しい関係に巻き込まれたりするリスクが非常に高いのです。
「傷の舐め合い」が、いつの間にか「傷のえぐり合い」に変わる。 そんな有象無象の人間関係でさらに傷つく必要はありません。今は、訓練を受けた「専門家」との適切な距離感を保てる場所を選んでください。
夜をやり過ごすことだけを考えて
死にたい夜に必要なのは、「解決」ではなく「やり過ごすこと」です。
電話が繋がらなくても、誰も呪わなくていい。あなたはもう十分に頑張って手を伸ばしました。
チャットを打つのも疲れたら、温かい飲み物を飲むか、YouTubeで動物の動画を見るか、ただ布団を被って朝を待つだけでもいい。
誰もあなたの運命を予測はできません。今死にたいと思っていても、来年は生きててよかったと思うかもしれない。
あの日、200回電話をかけた私が今こうして生きているように、あなたの夜明けもまた、誰にも邪魔させないでください。
書籍紹介:長期的な「自己救済」という選択
最後に、希死念慮に襲われたときの「救世主」となってくれる書籍をご紹介します。
本というメディアは、対話のように即時性はありませんが、じっくりと時間をかけて、私たちの認知の歪みからくる「生きづらさ」や「ストレス」の根源を解きほぐしてくれます。
「今すぐこの苦しみから解放されたい!」という切実な願いがある一方で、長期的な視点で自分を救うことを考えるなら、読書は最もリスクが低く、誰にも邪魔されない最良の手段ではないでしょうか。
他者とのトラブルに巻き込まれる心配もなく、自分のペースで新しい視点を取り入れる。そんな「本という静かな避難所」を、あなたの味方につけてみてください。


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